湘南の文学碑一覧

  碑 名     所在地        碑 文
青木泰夫句碑 藤沢・江ノ島   沖へ沖へ水脈太く曵く初霞
 青木泰夫句碑 藤沢・遊行寺   戦後は遠し働く蟻と迷ふ蟻
 青木泰夫句碑 藤沢・大庭台墓園  来しかたのかさなるさくら散りはじむ
 青木雨彦句碑 鎌倉・安国論寺   亡き母の遺徳を偲べ朴の花
 青野季吉詞碑 藤沢・宗賢院   平林初之輔小傳〜
 朝比奈宗源歌碑 鎌倉・円覚寺雲頂庵   おさな児のまもらせ給うみ佛の
   大慈の光あおげもう人
 阿佛尼旧蹟碑 鎌倉・極楽寺三丁目 
 天広丸狂歌碑 鎌倉・白山神社 くむ酒は是風流の眼なり月を見るにも
 安藤寛歌碑 鎌倉・浄智寺 結界に降る雨あしは光つつ
   深き杉生のみどりにしつ舞
飯田九一句碑 茅ヶ崎・浄見寺 物の語りか久て幾世乃公孫樹の芽
 飯田九一句碑 茅ヶ崎・常顕寺 御扉や桜の空へあけ放つ
 飯田九一句碑 茅ヶ崎・浄心寺 一族の墓耕人を見守る地に
 飯田九一句碑 茅ヶ崎・長福寺 踏みて来し雲雀が起臥の野芳し
 飯田九一句碑 茅ヶ崎・輪光寺 宇多かたを川の精霊に獺祭
 飯室謙斎句碑 鎌倉・高徳院 春の雨かまくらの名も和らぎて
 石川一成墓碑 藤沢・大庭台墓園 流動を深きところに蔵しゐる
   板東太郎を思ひて眠る
 石川一成記念碑 鎌倉・浄光明寺 湘南の石川先生〜
 石塚友二句碑 鎌倉・建長寺 好日やわけても杉の空澄む日
 井上剣花坊川柳碑 鎌倉・建長寺 咳一つきこえぬ中を天皇旗
内山雅善顕彰碑 鎌倉・鎌倉宮 大神の御神威いよいよ高く座し
   永久に栄ゆる鎌倉宮は
 姥島歌碑 茅ヶ崎・小和田熊野神社 相模なる小和田の浦の宇婆島は
    誰をまつやらひとり寝をする
 海上寿子歌碑 鎌倉・寿福寺 抜いでむふしはねがはずくれ竹の
   むなしきをこそこころとはせめ
大岡越前忠相公頌徳碑 茅ヶ崎・浄見寺 (撰者 沼田頼輔)
 大野万木句碑 鎌倉・長谷寺 観音の慈顔尊し春の雨
 太田南畝漢詩碑 鎌倉・鎌倉霊園 今日不知明日暮〜
 太田水穂歌碑 鎌倉・東慶寺 何ことを待つへきなら志何ことも
   かつがつおもふ程は遂げしに
 大村明徳歌碑 茅ヶ崎・小和田熊野神社 まこともて訪ずる人に幸あれと
    祈りていつく厳島大神
大宅壮一評論碑 鎌倉・瑞泉寺 男の顔は履歴書である
 尾崎喜八詩碑 鎌倉・明月院 いたるところに歌があった。〜
 尾崎迷堂句碑 鎌倉・杉本寺 春潮や南海補陀落山の下
 尾崎迷堂句碑 鎌倉・荏柄天神社 大慈咲き大非さきたるさ久らかな
 小野田泉里句碑 鎌倉・稲荷社 露ふん亭行くや鎮守の朝詣
歌聖碑 藤沢・柏山稲荷神社 佐くらちる〜
 仮名垣魯文記念碑 茅ヶ崎・三島神社 老生が父の故国相模国〜
 加藤朝鳥墓碑 鎌倉・妙法寺 湯けむりは霧をくぐりて山茶花へ
 かま治句碑 藤沢・竜口寺 鳥てすらほふ法華経や山のはる
 鴨下萩江歌碑 鎌倉・報国寺 いにしへの宅間伽葉のあとどころ
   竹むら清く岩たばこさく
 川田順歌碑 茅ヶ崎・浄見寺 越前守大岡公の紋ところ
   銀杏の実こそ踏むに惜しけれ
 川田順長歌碑 藤沢・遊行寺 糞掃衣すその短く〜
 金子一峰句碑 鎌倉・海蔵寺 十六の井その名所やをほろ月
 金子一峰句碑 鎌倉・佐助稲荷 は津うまやさとの社の梅かほる
 金子薫園歌碑 鎌倉・高徳院 寺々のかねのさやけく鳴りひびき
   かまくら山に秋かぜのみつ
 汾陽昌子句碑 鎌倉・妙法寺 鵯されば笹子しづかに来てをりし
 川井閑古歌碑 茅ヶ崎・南湖 川井奎吾氏宅 浜に来てむきしみかんの淡き香の
    それほどもなくわれ女なり
木下利玄歌碑 鎌倉・報国寺 あるき来てものゝふ果てし岩穴乃
   ひやけきからにいにしへおもほゆ
国木田独歩追憶碑 茅ヶ崎・市営球場南 永劫の海に落ちてゆく〜
 久保田万太郎句碑 鎌倉・瑞泉寺 いつぬれし松の根方ぞ春しぐれ
河野静雲句碑 藤沢・遊行寺 生きて居て相遇ふ僧や一遍忌
 古帳庵句碑 藤沢・江ノ島 似さここに当満里て幾可ん宝とと支須
  小林一茶句碑 茅ヶ崎・高砂緑地公園 竹といさ梅といさとや親すヽめ
西行法師歌碑 茅ケ崎・文化資料館 芝まとふ葛のしげみに妻こめて
   砥上ヶ原に牡鹿鳴くなり
 西行法師歌碑 藤沢・熊の森権現 紫松のくずのしげみに妻こめて
   となみが原に小鹿鳴くなり
 斉藤香村句碑 鎌倉・妙本寺 佇め者杉の霧降り法の山
 斎藤昌三記念碑 茅ヶ崎・浄見寺 少雨叟の碑
 三枝博音句碑 鎌倉・東慶寺 撞初の日や村は蓮花の花ざかり
 佐佐木信綱歌碑 鎌倉・鎌倉山三丁目 日く羅志に見禮ともあ可すここにして
   富士者望む遍し春の日秋乃日
 佐佐木信綱歌碑 鎌倉・東慶寺 雲に問へば雲はもだせり風に問へば
   かぜながれ去るいかにせましや
 佐竹音次郎歌碑 鎌倉・佐助一丁目 己れ死なば死骸は松の根にうめよ
   我がたましひの松のこやしに
 佐藤セン歌碑 茅ヶ崎・白峯寺 朝霧に深き緑の白峰の
   後世守り給いし地蔵尊
 里見ク旧居碑 鎌倉・扇ヶ谷二丁目 
 寒川中学校校歌碑 寒川・寒川中学校 (作詞 真田喜七)
 佐羽淡斎漢詩碑 藤沢・江ノ島 
四賀光子歌碑 鎌倉・東慶寺 流らふる大悲の海によばふこゑ
   時をへだててなほたしかなり
   九十年生き来し己れか目つむれば
   遠汐さゐの音ぞきこゆる
 鴫立庵芳如句碑 茅ヶ崎・長福寺 忘傘して梅の香が偲ばるる
 鴫立庵芳如句碑 茅ヶ崎・浄見寺 花守りとならばや月も夜頃とて
 鴫立庵芳如句碑 茅ヶ崎・鶴嶺八幡宮 今もなほ朝恵の松の若みどり
 七里ヶ浜哀歌碑 鎌倉・稲村が崎公園 真白き富士の嶺緑の江ノ島
 四時庵句碑 藤沢・江ノ島 むかしむかし散るやさくら乃稚児ヶ淵
 清水崑・かっぱ筆塚 鎌倉・荏柄天神社 かっぱ筆塚
 清水基吉句碑 鎌倉・海蔵寺 侘び住めバ八方の蟲四方の露
 釈宗演歌碑 鎌倉・東慶寺 心よりやがてこころに伝ふれば
   さく花となり鳥となる
 湘江古橋行の碑 茅ヶ崎・下町屋一丁目 (漢詩 沼田頼輔)
 蕉禅俳諧五哲記念碑 鎌倉・建長寺 
 勝田主計句碑 鎌倉・材木座三丁目 ひる寝してかまくら殿の夢や見む
   鎌倉いづみ幼稚園
 湘南高校校歌碑 神奈川県立湘南高校 (作詞 北原白秋)
 震柳居九江句碑 藤沢・江ノ島 月涼し徐尓聞久琴の曲
菅裸馬句碑 鎌倉・鶴岡八幡宮 歌あ波れその人阿は遠実朝忌
 杉崎鳥花句碑 茅ヶ崎・赤羽根 杉崎家墓地 春風やいそがぬ人のそでを吹く
 杉聴雨歌碑 鎌倉・光則寺 なき人のすかたはみえぬさみたれの
   宿谷のおくになくほととぎす
 鈴木貫介歌碑 藤沢・遊行寺 もののあはれも知らされし少年にて
   このみの寺の小野小町の歌を読みしか
 鈴木孫文歌碑 茅ヶ崎・南湖四−四−七 御祖まつるあとはなけれども
    魚せる場所が栄えて霊弔ふ
桑弓亭数高狂歌碑 藤沢・江ノ島 来れそこの花の香りの咲く以はや
    詣つる人の福を江のしま
 添田亜E坊句碑 茅ヶ崎・長福寺 河豚食うて北を枕に寝たりけり
 添田亜E坊句碑 茅ヶ崎・赤羽根 杉崎家墓地 密会のかなしみを泣く螢かな
 底脱の井歌碑 鎌倉・海蔵寺 千代能がいただく桶の底ぬけて
   水たまらねば月もやどらず
高木蒼悟句碑 藤沢・江ノ島 夏富士や晩籟神を鎮しむる
 高橋俊人歌碑 藤沢・遊行寺 感傷も今宵はよろし開山忌
   あがなひてもつ葡萄の房を
 高橋元吉詩板 鎌倉・稲村が崎三丁目 
 高浜虚子句碑 鎌倉・瑞泉寺 花の旅いつもの如く連れ立ちて
 高浜虚子句碑 鎌倉・長谷寺 永き日のわれらが為めの観世音
 高浜虚子句碑 鎌倉・由比ヶ浜三丁目 波音の由比ヶ浜より初電車
 高見順詩碑 鎌倉・東慶寺 空をめざす小さな赤い手の群
   祈りと知らない祈りの姿は美しい
 高山樗牛記念碑 鎌倉・長谷寺 高山樗牛ここに住む
 田島絹亮句碑 鎌倉・東慶寺 私の綿入れがたたまれ
   母のそば離れぬ日なり
 田島房子歌碑 鎌倉・東慶寺 ふるさとの山の畑の蕎麦の花
   わがまどろみに入り来て
 田辺松坡漢詩碑 鎌倉・妙本寺 嫩葉○葩緑擁紅〜
 種蒔く人記念碑 鎌倉文学館 
 田村俊子文学碑 鎌倉・東慶寺 この女作者はいつも
   おしろいをつけている〜
通暁句碑 藤沢・遊行寺 日の入りてくれぬや富士のうしろ空
 塚本柳斎歌碑 鎌倉・常栄寺 これやこの法難の祖師に萩のもち
   ささげし尼がすみにし所
 鶴田栄太郎句碑 茅ヶ崎・円蔵八七 春や春岐路にたてとも合う和合神
 鶴田栄太郎歌碑 茅ヶ崎・浄見寺 浄見寺春めぐり来て蘇る
   史蹟の墓に大き公孫樹よ
桃林坊・日慈・牛長句碑 鎌倉・妙法寺 露しぐれはれて鏡にむかふ富士
 戸川稲村句碑 鎌倉・極楽寺三丁目 月影の谷若葉して道清志
 徳富蘇峰漢詩碑 鎌倉・東慶寺 富貴功名両漠然〜
永瀬覇天郎句碑 藤沢・江ノ島 桟橋に波戦へる時雨かな
 中村汀女句碑 鎌倉・東慶寺 沈丁や夜を行きたりし薬取り
 中村武羅夫詞碑 藤沢・辻堂勘久公園 誰だ花園を荒らす者は
 夏目漱石句碑 鎌倉・円覚寺 佛性は白き桔梗にこそあらめ
 夏目漱石参禅百周年碑 鎌倉・東慶寺 
 南湖院門柱碑 茅ヶ崎・南湖院 
 永野泉山句碑 藤沢・江ノ島 住みなれて居てもすゞしや嶋の月
 永野泉山還暦記念碑 藤沢・江ノ島 恵比寿屋旅館 明治子に茂どることしやいはいきぬ
西田幾多郎歌碑 鎌倉・稲村ヶ崎三丁目 七里濱夕日漂ふ波の上に
   伊豆の山々果し知らずも
 新田信句碑 茅ヶ崎・小和田熊野神社 尉の姿輝くばかり春の潮
 日本ルネッサンス史論大成碑 藤沢・ふくろう展示館 
 聶耳記念碑 藤沢・鵠沼海岸公園 
沼田頼輔歌碑 藤沢・江ノ島 さながらに生けるが如く見まつりぬ
   御神ながらも肌ゆたかなり
野口米次郎詩碑 藤沢・常光寺 鐘が鳴るかねがなる〜
 野田大塊句碑 鎌倉・東慶寺 和尚現前仰ぐや雪の松が丘
服部南郭漢詩碑 藤沢・江ノ島 風濤石岸戦鳴雷〜
 原三郎歌碑 茅ヶ崎・幸町 川原眼科病院 生くる日の歓びをわれ知るときに
    空の深処は明りけり
光松の碑 藤沢・竜口寺 線香にからまつてらの花火哉
 ピストン堀口顕彰碑 茅ヶ崎・海前寺 (撰文 井上靖)
 広野三郎歌碑 茅ヶ崎・鶴嶺八幡宮 ながながと参道は列並む松のみど里
   朝恵上人を永久に語り次ぐべし
福島漁村句碑 藤沢・江ノ島 貝がらも桜の名あり島の春
 藤沢高等学校校歌碑 神奈川県立藤沢高校 (作詞 木俣 修)
 逢囲句碑 藤沢・長後天満宮 山里野はつひを宇免乃匂以
 北条新田合戦追悼歌碑 鎌倉・報国寺 いさをしも槍も刃も埋れて
   梢に寒し松風の音
星野立子句碑 鎌倉・妙法寺 美しき苔石段に春惜しむ
 星野立子句碑 鎌倉・寿福寺 雛飾りつゝふと命惜しきかな
 星野立子句碑 鎌倉・高徳院 大佛の冬日は山に移りけり
 帆足可成歌碑 藤沢・賀来神社 古からしの落ち行あとや水乃月
 保利宗久歌碑 鎌倉・鎌倉宮 一服の御茶を献じて親王の
   御霊やすかれと念ずる吾は
松岡静雄先生之庵跡碑 藤沢・鵠沼海岸辻 
 松尾芭蕉句碑 藤沢・江ノ島 疑ふ那潮能花も浦乃春
 松尾芭蕉句碑 茅ヶ崎・金剛院 父母のしきりにこいし雉子の声
 松尾芭蕉句碑 藤沢・白旗神社 草臥亭宿かる比や藤の華
 松尾芭蕉句碑 鎌倉・千手院 春もやゝ気しきととのふ月と梅
 松尾芭蕉句碑 藤沢・長後市民センター 蝶の舞ばかりのなかの日影哉
 松尾芭蕉句碑 茅ヶ崎・高砂緑地公園 名月や池をめぐりて夜もすがら
 松尾芭蕉句碑 鎌倉・由比ヶ浜六地蔵 夏草やつはものともの夢の跡
 松下隆章句碑 鎌倉・東慶寺 野椿の一輪おちて春さむく
 間宮霞軒句碑 藤沢・江ノ島 さし潮の香を抱く島の霞哉
 万葉集研究遺跡碑 鎌倉・妙本寺 
水越梅二歌碑 茅ヶ崎・長福寺 結願の寺にわが杖おさめきて
   寂しくあれど心やすらぐ
 三角錫子詩碑 鎌倉・長勝寺 真白き富士の嶺〜
 源実朝歌碑 鎌倉・商工会議所 箱根路をわが越えくれば伊豆の海や
   沖の小島に波のよる見ゆ
 源実朝歌碑 鎌倉・鶴ヶ岡八幡宮 山はさけ海はあせなむ世なりとも
   君にふた心わがあらめやも
 宮沢賢治詩碑 鎌倉・光則寺 雨ニモマケズ風ニモマケズ〜
 宮下翠舟句碑 鎌倉・葛原岡神社 
村井湖月庵句碑 茅ヶ崎・妙伝寺 長閑さや群盲の象を評しける
 村田清風歌碑 鎌倉・西御門二丁目 鎌倉の御事蹟を探り探りて
   むかし語りきゝききむしる小花哉
 村野もと子歌碑 茅ヶ崎・宝積寺 長閑なる雨の名残りの露なるに
   おりてかざらん山桜花
明治天皇歌碑 鎌倉・稲村ヶ崎公園 投げ入れし剣の光あらわれて
   千尋の海もくがとなりぬ
柳下湖麿歌碑 鎌倉・建長寺 雪の色風の響きも基か儘
   釈迦の姿と御声なり
 山崎方代歌碑 鎌倉・瑞泉寺 手の掌に豆腐をのせていそいそと
   いつもの道を曲りて帰る
 山田検校顕彰碑 藤沢・江ノ島 (撰文 幸田露伴)
与謝野晶子歌碑 鎌倉・高徳院 かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は
   美男におはす夏木立かな
 与謝蕪村句碑 藤沢・二伝寺 雉子なくや草のむさしの八平氏
 吉井勇句碑 鎌倉・香風園入り口 かまくらに師子王文庫いまはなし
   吾のこころに君○○かこと
 吉田松陰留跡碑 鎌倉・瑞泉寺 松陰吉田先生留跡碑
 吉野秀雄歌碑 鎌倉・瑞泉寺 死をいとい生をもおそれ人間のゆれ
   定まらぬ古々呂知るのみ
 吉屋信子句碑 鎌倉・高徳院 秋燈下机の上の幾山河
 米川稔歌碑 鎌倉・寿福寺 ぬばたまの夜音の遠音に鳴る潮の
   大海の響動きはまらめやも
六F仙凡我句碑

(りくわんせんぼんが)

鎌倉・円応寺 散連者咲く花相似堂り人の上
    
 (不明) 鎌倉・関谷不動尊